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haaijk / Pixabay

駐車区画の選定方法

売買契約締結前に交付される【重要事項説明書】には、「駐車施設を当初に使用する区分所有者については売主が定める方法により選出することを区分所有者は予め承諾するものとする。」等と記載されていることが多く、実際の選定方法としては【先着順】【抽選】が有ります。

先着順

売買契約もしくは購入申込の早い方から、希望の駐車区画を選んで頂くという方法です。

メリットとしては、マンションに入居する前に駐車位置が決定することで得られる安心感や車の買い換えを予定している方は、新たに購入する車が収納可能かどうかを事前に確認出来る点等が有ります。

デメリットとしては、契約・申込が遅い方は選択肢が少なくなり、場合によっては狭い区画や機械式立体駐車場しか残っておらず、所有している車が駐車出来ないというケースも生じます。

過去に私が担当させて頂いたお客様の中にも実際にマンションの入居に合わせて、
車高の高い車から車高の低い車に買い換えられた方もいらっしゃいました。

抽選

マンション全戸の契約が完了した段階、もしくは引き渡し間近に開催される【入居説明会】【内覧会】等のタイミイングで、その時点でのマンションの契約者(駐車場利用希望者)を対象として、くじ引き等を行い決めていきます。

そして、この抽選以降の契約者については、残区画の中から先着順で選んでいくことになります。

メリットとしては、契約・申込の時期にかかわらず、一定程度、平等に区画決定がなされるこです。

デメリットとしては、マンションの販売開始から間もない時期に契約していても抽選までは駐車区画が決まらず、希望条件(屋内駐車区画希望等)が叶えられるかや所有中の車が収容可能かどうかが判らなかったりすることです。

また、駐車場設置率が100パーセントを下回っているマンションでは駐車区画が確保出来るかどうかさえ抽選まで判らないということも有ります。

駐車場は共用部分

駐車場区画を分譲している一部のマンションを除き、共用部分である駐車場は、本来、区分所有者全員が平等に使用する権利が有ります。

その意味からすると、全ての住戸の区分所有者が決定してから抽選や話し合いで駐車区画を決定するのが望ましいのですが、そのやり方は効率的でなく、現実的では有りません。

そこで、そうした不平等を解消する手立てとして、マンションによっては2年から5年位毎に駐車区画を再度選定し直しているところも有ります。

その場合は、【管理規約】にその時期や方法が細かく記載されている筈ですので、内容をしっかり確認して、数年後に慌てることがない様にしましょう。

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