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marcin049 / Pixabay

修繕積立金とは?

まず、修繕積立金とは、文字通り「将来の建物の修繕に備えて積み立てるお金」のことで、管理組合の【積立金勘定】に貯められていきます。

分譲マンションを「所有」している間は、ずっと払い続けなければならず、自分自身が住んでいなくても(人に貸していても)所有している限り、必ず払わなければなりません。尚、これは管理組合の資産になる為、例えマンションを売却したとしても、返金されることは有りません。

修繕積立金はいくらが妥当?

そして、実はこれについても、新築分譲時の販売を有利に進める為に、当初の金額を安く設定している販売業者が少なく有りません。その為、他社物件と比べて「修繕積立金安いな」と感じたマンションは、内容を十分に確認しておく必要が有ります。

そこで、マンション毎、しかも部屋毎に異なる修繕積立金の金額がいくら位なら妥当なのか?となりますが・・・。これについては、国土交通省のガイドライン(平成23年発表)が有り、マンションの階数や立体駐車場の有無等の条件により目安が有ります。

例えば、10階建て・立体駐車場無しのマンションの場合は平均で、1㎡当たりおよそ200円程度が必要とされています。単純計算で専有面積が70㎡のマンションなら月々14,000円となります。

この金額を見て「高い!」と感じられる方が大多数ではないかと思います。何故なら、この水準で修繕積立金を設定している分譲マンションはごく僅かだからです。リクルートの調査(平成20年)では、首都圏でさえ平均1㎡当たり約95円と国交省のガイドラインの半分程度です。

修繕費用の不足に備えて

では、将来不足する修繕費用はどの様にしてまかなわれるのかという話になりますが、殆どの分譲マンションでは、【修繕積立基金】の徴収と【修繕積立金の段階的な増額】を行っています。

修繕積立基金は、分譲マンション購入時に20万円から50万円位を一括して支払うもので、【購入諸費用】の一覧表などに明記されているはずです。

一方、修繕積立金の増額については、販売会社から渡される【長期修繕計画(案)】で増額の予定を確認することが出来ます。あくまでも予定の計画なので、その通りに増額されるかは【管理組合】の話し合いに委ねられます。

しかし、いずれにしても不足する分の増額は必ず実施されますので、特に先程お話しした様な、当初の修繕積立金が安く設定されている物件はこの増額予定が「いつ、いくら」なのかをしっかり確認して、入居後の生活に大きな狂いが生じないかを見極めなければなりません。

【修繕積立金】は当初の金額設定によっては、最終的に4倍5倍にになることも有ります。「知らなかった」と後で慌てることが無い様に十分気を付けて下さい。

 

 

 

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