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Maklay62 / Pixabay

値引きの成否はタイミングが重要

値引きやサービスの成否は、マンションの販売状況や時期、また、交渉する際の姿勢にも左右されます。今回は、一番重要な時期について次の3段階に分けて見ていきます。

  1. 販売開始直後
  2. マンション完成前
  3. マンション完成後

1の時期にも、値引きの要求をされるお客様がたまにいらっしゃいますが、まず、無理と思った方が良いです。出だしから売れ行き好調の場合はもちろんのこと、多少売れ行き不振な場合でも、余程の事情が無いと値引きすることは有りません。

「創業〇〇周年記念キャンペーン」等と称して照明器具やカーテン等をお付けするケースが有りますが、これは契約頂いた方全員を対象としますので、実質的にはサービス分が販売価格に盛り込まれていると考えるべきです。

次に2の時期ですが、この頃でも値引きやサービスは殆ど期待出来ません。販売会社は、マンションの完成の頃までに「全戸完売」するということを目安に販売計画を組むことが多く、逆に言えば完成もしていないのに利益を削ってまで慌てて売る必要が無いからです。

但し、例外として残りのお部屋がごく僅かの時は、別です。何故なら完成して、数戸でも残りが有ると、その数戸の為に新規の広告を作成したり、「棟内モデルルーム」を設置したりすることが必要となり、少なくとも数百万円の費用がかかります。

その為、この分の費用を充当して「完成完売」しようとすることが有ります。ご検討中のマンションがこの条件に当てはまる様なら、可能性大です。

そして3の時期です。マンションは完成した瞬間に「完成在庫」となります。販売会社にしてみれば、持てば持つほど余計な費用がかかりますので、少しでも早く販売したいと考えます。

但し、完成したからといっていきなり大幅な値引きを行うことはまれです。半年、1年、2年と時間が経つほどに少しずつ「お得」になっていきます。しかし、当然のことながら、時間が経つほどにそのマンションの中で不人気なお部屋が残っていくことになりますので、本当にお得なのかは購入される方のお考え次第です。

サービスを勝ち取る狙い目は「決算」

そして、完成したマンションを購入するのが、その会社の「決算」の時期なら更に期待が増します。不動産会社の売上げ計上は、マンションの「契約」した時点ではなく、「引き渡し」をした時です。

決算に少しでも多くの売上げを計上し、少しでも在庫を減らしたいと考えるのは当然です。上手くいくと大幅な値引きや多くのサービスを受けられるかも知れません。

次回は「交渉に臨む姿勢」について少し詳しくお話します。

 

 

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