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geralt / Pixabay

分譲マンションの契約・予約

「契約予定?」・・・実はこれは良く有ることです。お客様によっては、マンションの売買契約が完了しているのに、鍵を受け取るまでは「仮契約」と感じてしまうことが有る様です。

こうしたことは、不動産購入の際の手続きが多少判りづらいことに加えて、殆どの方にとって初めての経験だということが原因で起こるのだと思います。

そこで、今回は契約・申込(予約)・仮申込(仮予約)について書きます。

まず、「契約」ですが、宅地建物取引業法で定められた、重要事項説明を受けた後に、売買契約書に署名・捺印をして、契約手付金の支払いまで完了した状態です。お客様が勘違いしてしまうことが多いのは、「引き渡し」までの間はまだ、仮契約と思ってしまうことです。

「先着順申込」と「登録受付」

次に、「申込」です。これには業者側の販売方式によって「先着順申込」「登録受付」の2種類が有ります。

先着順申込は、文字通り早い者勝ちで希望のお部屋に申込をする方式です。資金計画等に特段の問題が無ければそのまま契約手続きに進むことが可能です。

これに対し、登録受付とは一定の期間(通常は1から2週間位)を設定し、申込を受け付けた上で、複数の希望者がいたお部屋については抽選によって購入者を決定するという方式です。

また、申込そのものの取り扱いも、販売会社によって少し違いが有ります。完全に契約する意思をもった人のみを申込資格者と位置付けている会社と「とりあえず、押さえておいて検討してみませんか?」位の感覚で受け付けている会社が有ります。申込をする場合はそうした部分も良く確認する必要が有ります。

正式な手続きではない「仮申込」

最後に一部の業者が行っている「仮申込」です。実はこれは販売業者が販売手法の一つとして行うもので有り、何らかの効力を持つ正式な手続きでは有りません

申込までには至っていないけれど、有力な顧客と営業マンが判断した際に「仮押さえしておきましょうか?」と心理的ハードルを下げて持ちかける様です。書類を交わすことも無く口頭で受け付けておいて、前向きに検討が進んできた段階で正式な申込に切り替えるそうです。

販売業者側には、その後の交渉を比較的スムーズに行えるというメリットが有ります。私自身はこれまでに仮申込を頂いたことは有りませんが、販売不振マンション等ではたまに行われていて、実際にお客様から何度か聞いたことが有ります。

全てとは言い切れませんが、「仮申込」や「仮押さえ」というワードが出て来たら「売れていない物件」の可能性が高いのかも知れません。

 

 

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