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egetprep / Pixabay

長さ・幅の計り方

まず、面積算出の基本になる【計り方】についてですが、パンフレットの図面集に記載されている壁の長さや幅は【壁芯】で計られており、単位は全てミリ(mm)です。

壁芯とは、「戸境壁(隣り合う住戸との境の壁)や間仕切り壁の中心線」のことです。

従って、手持ちの食器棚が、キッチンスペースに収まるかどうかは図面集に記載されている数字だけでは判断出来ません。壁芯のサイズには壁の厚み分も含まれている為、実際の有効幅は数センチ程度狭くなるからです。

完成物件で有れば、実測で確認出来ますが、未完成物件の場合は担当営業に詳細図面で確認して貰いましょう。

分譲マンションの「1帖」は?

次に「〇.〇帖」といった面積表示についてですが、「江戸間」や「京間」等、使う畳によって同じ6帖でも広さが異なる一戸建てとは違い、マンションの帖数は、壁芯計算した面積に0.3025を乗じて坪数を算出し、更にこれを2倍することにより求められます。

例えば、リビング・ダイニングの壁芯面積が20㎡の場合は、20✕0.3025✕2=12.1帖となります。当然、同じ12.1帖で有れば、どのマンションでも全く同じ広さになります。

但し、モデルルームを見学する際には、家具の配置や部屋の形、明るさ等で同じ面積でも広く見えたり、逆に狭く見えたりすることも有りますので図面の表記で確認する必要が有ります。

また、マンションで使用する畳は、和室の形に合わせて部屋毎に制作します。その為、1枚の畳の大きさは様々で、同じ帖数でも畳の枚数が異なることもよく有ります。

尚、出窓部分やクローゼット・押入等の収納部分の面積は通常、帖数に含まれません。

50㎡以上有りますか?

最後に面積について特に気を付けておきたい数字が有ります。それは、専有面積が【50㎡以上】あるかどうかということです。

マンションを購入する際には、様々な税金との関わりが出て来ます。主だったものには、固定資産税、不動産取得税、登録免許税、住宅取得控除(ローン控除)また、贈与を受ける際の相続時精算課税制度(住宅資金特例)等が有りますが、これらの対象要件や軽減要件は全て【内法面積で50㎡以上】となっています。※固定資産税については新築住宅の減額措置要件。

例えば、チラシなどにお部屋の専有面積が52㎡と記載されていたとしても、それは壁芯計算した面積です。登記簿に記載された内法面積が49㎡であれば優遇措置の対象から外れてしまいます。

この僅かな面積の違いが大きな違いになりますので、担当営業にしっかりと確認することをお勧めします。

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