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bykst / Pixabay

万一の時に住宅ローンの残債がゼロに!

ご存じの方も多いと思いますが、これは住宅ローンの返済中に債務者(借りた人)が万一亡くなったり高度障害状態になった場合に、その保険金によってローンの残債が支払われるものです。

その結果、ご家族に残債が無い住宅を資産として遺すことが出来ます。遺族に経済的な安定をもたらすことが出来るこの保険は賃貸住宅には無い安心の1つです。この【団信】は利用する住宅ローンによって様々な違いが有りますが、今回は【フラット35】を利用する場合で見ていきます。

【団信】フラット35の場合

住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)が提供している長期固定金利が特徴のフラット35ですが、民間金融機関とは異なり、団信は任意加入となっています。
尚、【団信特約料(保険料)】加入者自身の負担となり、例えば、借入金額1,000万円の場合、1年目は年額35,800円です。そして団信特約料は、債務残高によって基本的に毎年少しずつ安くなって行きます。

また、任意加入の為、既往症が有り団信に加入出来ない方でもフラット35の利用は可能ですが、その場合は、万一の際、既加入分の生命保険や手持ち資産等で対応が可能なのかを慎重に検証しておく必要が有ります。

夫婦二人で加入出来る【デュエット(夫婦連生団信)】

ご夫婦の収入を合算してフラット35を利用する場合は住宅は【共有名義】、お二人の関係は【連帯債務者】同士となりますが、団信は基本的にどちらかお一人が加入することになります。

この場合の問題点としては、団信に加入していないどちらか一方が亡くなられた時には、遺された一方にローンの返済義務がそのまま残ってしまうということです。世帯収入が減った中でのローン返済は、大きな負担となることが予想されます。

こうした問題を解決するのが【デュエット】です。これは、連帯債務者のご夫婦お二人で入ることが出来る団信です。団信特約料はお一人で加入する場合の約1.56倍と高くなりますが、ご夫婦どちらかに万一のことが有った際には、その持分や返済割合に関係なく保険金で残債が支払われます

ご夫婦の収入割合等も考慮して検討してみては如何でしょうか。尚、デュエット加入の場合は、次にお話しする3大疾病保証付団信は利用出来ません。

更に安心【3大疾病保障付団信】

これは一般の団信で保険金支払いの対象となる【死亡及び高度障害状態】に加えて、【3大疾病(がん・急性心筋梗塞・脳卒中)】によって一定の要件に当てはまる状態になった場合の保証を加えることが出来るものです。

発病した場合の全てが対象となるわけでは有りませんが、より手厚い保証を望まれるのならば検討の余地が有ります。尚、団信特約料は一般団信の約1.53倍になります。

次回は、民間金融機関の住宅ローンを利用する場合についてお話します。

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